増えていく大人のひきこもり

今はニートという言葉のおかげであまりひきこもりという言葉を聞かなくなったような気もします。ひきこもりって、イメージでは学生の頃の不登校を指す言葉だと思っていたんですが、社会に出て大人になってからもこのひきこもりという言葉を使うみたいですね。
実は10年以上前に会社に働きに行っていた先で、実際にひきこもりの社員というのを経験する機会がありました。と言っても、「心の病気」という原因で3年ほど働いて一度もその人と会ったことはなかったんですが・・・・。経理の仕事をしていたんで、見覚えのない名前で毎月給料の振り込みがあるのを変に思って聞いてみたら、もう何年も前にうちの会社で働いていた人で、会社のストレスを原因にずっと休暇しているそうで。若かった私は、会社に行かずに会社のせいにして給料がずっともらえるなんてずるい!と思ったもんですが、今思えばいろいろとややこしいお話だったのでしょうねぇ。
さて、さらに暴露しますと、うちの親族にも大人のひきこもりが居まして、そろそろ5年ぐらいなるんじゃないかなぁと思うんですが、30を過ぎているので本気で仕事をどうするのか心配になっていたりします。私にも仕事もせずにぐ~たらしていた経験が数か月あるんですが、結局はひきこもればひきこもるだけ、精神的に自分を追い込むことになってしまうんですよね。どんなに健康的なメンタルを持った人でも、長い期間家の中で閉じこもっていたら性格が多少変わってしまうんではないですかね。
スウェーデンって、高水準な福祉で有名で、老後は何もしなくても生きていけるほど、安泰な国なんですが、それなのに、老人の自殺率が高いのでも有名なんです。幸せのハズの老人達が生きがいを失って自殺するそうで・・・。将来の不安が大きい日本では羨ましい限りでもある福祉の完備ですが、人間は目的を失うことが一番いけないのかもしれませんね。
そう考えると、ひきこもりという行為は生きる目的を失ってしまうことにもつながりますし、働くことが大好き!という人は少数でしょうし、できることなら楽して生きたいのが本音ですが、とりあえず生きるために働かないと仕方ないと思って動いているぐらいのほうが、精神的にも健康で、ちょうど良いかもしれません。